東京知道会

会長挨拶

2020年2月開催予定であった東京知道会総会、同窓の集いは、コロナウィルス感染拡大の影響を受け、残念ながら開催を断念いたしました。東京知道会始まって以来の開催中止という異常事態で、まさに断腸の思いでの決断でありました。今年は平成3年の卒業生が幹事学年として開催に向けて準備を進めてまいりましたが、その努力の結果を披露する機会が喪失し、その無念さはいかばかりとお察しします。
しかしながら、同級生と集いに向けて過ごした濃厚な1年間は何物にも代えがたく、これからの人生のかけがえのない宝になると確信します。
昨年10月12日に関東地方を襲った台風19号、そして今年に入ってからのコロナウィルス感染禍と、会員の皆様におかれましては困難な状況下で大変な思いをされている方もいらっしゃると思います。特に、医療関係、流通関係、そして教育現場に携わっている会員の皆様には、そのご尽力に深く感謝と敬意を表したいと思います。
さて、会長を拝命して1年がたちますが、代替わりした若手の幹事の皆さんの活動により東京知道会は活発に活動しています。昨今の個人情報保護の流れに対応して「個人データ取扱要領」と「苦情相談対応マニュアル」を制定しました。また、東京知道会活動の基盤となる若手と女性の加入促進と財政の安定化のための、様々な施策を検討実施しています。
昨年の同窓の集いは平成2年卒の皆さんが幹事学年でありましたが、参加者は5年ぶりに300名を超え、その中でも平成卒が185名と初めて50%を超えました。元号が令和に移行した昨年、同窓会のボリュームゾーンが昭和から平成へと移り始めた感があります。また、女性の参加者も約4分の1を占めました。
若手会員の増大は、ここ数年、若手加入促進の様々な企画を展開してきた結果でもありますが、その活動を支えてきたのが山見基金であります。しかしながら、その結果として、あと数年のうちに山見基金が枯渇する時期を迎えます。今後の対応について幹事会で検討してまいりますが、会員の皆様には新たにご協力を依頼することがあるかもしれませんので、よろしくお願い申し上げます。
水戸一高は今年から医学コースが設置され、来年からは中高一貫校になります。この変革が東京知道会にどんな影響を与えるのか現時点では見通せませんが、いずれ大きなうねりとなってくることは間違いありません。同窓会は時代に対応していかなければ生き残れませんが、長い歴史の中で育まれてきた伝統も大切に守らねばなりません。60年を超える東京知道会の歴史を引き継ぎつつ、新しい時代にどう対応していくのか、大きなテーマであります。昭和、平成そして令和へと老若男女すべての水戸一高卒業生の心のふるさとになる東京知道会を目指して幹事一同取り組んでまいります。
今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
江幡 秀則 (昭和47年卒)