会長挨拶
2025年1月
昭和47年卒 江幡秀則
東京知道会会員の皆様におかれましては、お元気にお過ごしのことと思います。
東京知道会は「同窓の集い」をはじめ、企画委員会などによる各種イベントや会報の発行を中心に多くの会員の皆さんが関与、参加できる組織作りを目指しています。さらに近年は水戸の知道会本部との交流も増えており、合同でのゴルフコンペや幹事の交流会などを通して東京知道会の存在感は高まりつつあります。
水戸一高は3年後の2028年、創立150周年の節目を迎えます。その長い歴史の中で各界に多くの人材を輩出してきました。政治、経済、教育、医学、文化、スポーツと多方面にわたり、多種多様な人材を輩出できるのは水戸一高の特徴であり、他校が追随できない大きな強みであります。自由で開かれた校風の中、在校生がのびのびと能力を発揮できる環境を守ることもOB会の役割の一つと考えます。東京知道会としても何らかの形で創立150周年記念事業に協力し、母校水戸一高のさらなる発展に寄与できればと思っております。
これから卒業生の数が減少していく中で、東京知道会も会員数の維持と活動を支える財務基盤の強化が求められます。幸いにも今回昭和32年卒の木村知躬(ともみ)様から多額のご寄付を頂戴することになりました。ご寄付いただいた資金は「木村知躬(ともみ)士気高揚基金」として、若手卒業生(現役大学生を含む)の加入促進を含む若手のための支援活動の費用に充当してまいります。
東京知道会は首都圏在住の水戸一高卒業生の心の拠り所であります。これからも東京知道会は会員の皆様にとって、水戸一高の歴史の中に自分が確かに存在したことを確認できる場であり続けたいと思います。
今後とも、年齢・性別を問わず自由に行き来できる同窓会組織作りを目指して運営してまいりますので、東京知道会にご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。