平成24年度活動報告
「同窓の集い」
「同窓の集い」に参加して
31年卒 増尾利一
2月23日、久しぶりで産経プラザで開催された東京知道会主催の"同窓の集い"に参加しました。
ここ何年か参加を見送っていましたが、今回講演会の講師を根本酒造の根本社長(同じ31会の根本嘉朗君のご長男)が務めるということで、是非行ってみたいと思ったわけです。
会場は300名を越す参加者の熱気につつまれていました。
今年の幹事学年は59年卒組とか、自分の子供よりも若い人たちが幹事学年ということで、嫌でも自分の齢を感じさせられました。
今回参加して嬉しかったのは、高齢の参加者に配慮し、座席を「大先輩席」、「30年〜31年卒席」、「32~33年卒席」などのように年配者を卒年別に分けて舞台下にテーブルと椅子を設置してくれたことです。長時間立ちっぱなしだと疲れてしまい、ここのところ参加を見合わせていたことも事実です。
嬉しかったのは、35年の席から、いつも我々31会のブログ(掲示板「オバんですⅡ」)にご協力いただいている佐川卓政さんが訪ねてくださったことです。とても嬉しく思いました。
4時間を越す時間もあっという間に過ぎ去り、おかげで疲れを感じることもありませんでした。
今回の目玉は根本酒造社長の講演、A3の用紙2枚(1枚は裏表にびっしり)書き込まれ配布された資料は、
①「旧制中学系高校一覧」《欄外に,校名に東西南北が入っている全国の高校》
②「高校生クイズ旧制中学系出場校一覧」《1983年第1回~2012年第32回)
資料を拝見し驚きました。本業の醸造業で多忙を極めている中、よくここまで調べたものだと感心しました。このような資料はあまりお目にかかったことがなく、まとめて出版されたら面白いのでは・・なーんて考えながら講演を拝聴していました。
私も転勤で全国を歩きましたが、高校の名前のつけ方はそれこそ全国まちまちですね。
水戸の一高、二高、三高に対し、仙台では一高〜三高・向山が男子校、宮城一女が女子校、長野(松本)では松本深志、県が丘が男子校、蟻が崎が女子校で、一高、二高という呼び方はしておりません。
根本社長の資料をみると、全国各都道府県の高校の状況が一目瞭然です。
講演の時、後ろのスクリーンには筑波山や千波湖の花火、奥久慈の綺麗な風景の映像が映し出されていましたが、これもパソコンに強い根本社長ならではのことですね。(パワーポイントを使っておられたのでしょうか・・)
会が進むに連れて、AKB48を彷彿とさせる若い女性グループが登場したりと、幹事学年の参加者を飽きさせない工夫と気配りが随所に見られ、本当に楽しい同窓の集いでした。
TPP問題等で多忙な公務を割いてお出でいただいた公明党山口代表とも話ができましたが、これも同窓会ならではのことですね。
会場の後方に設けられた奥久慈の銘酒「久慈の山」の試飲コーナで、佐川さんと盛りあがり、至誠一貫というラベルが張られた純米酒を求め家路についた。
東京知道会の世話役の皆様と幹事学年の皆様に感謝々々。
末筆ながら母校と東京知道会の弥栄を心よりお祈りいたします。
東京知道会の忘年会
12月15日(土)17時から東京大手町サンケイプラザで、東京知道会の忘年会が開催されました。
当日は冷たい雨が降っていましたが、S25卒からH17卒まで、80名を越える参加者が集まりました。
宍倉美恵子さん(S58卒)の朗らかな司会で忘年会がスタート。助川裕会長(S42卒)と手塚誠光名誉副会長(S25卒)のご挨拶の後、八木實名誉副会長(S27卒)が乾杯のご発声。
壇上では、次回「同窓の集い」の幹事を務めるS59卒を筆頭に、順々に全員が挨拶。ウイットに富んだ自己紹介が多く、会場は笑いと喝采に包まれました。
今回の特徴は、平成卒の人たちが半数を占めたこと。若さと華やかさに溢れていました(若いって素晴らしい!)。大先輩方の表情も緩みっぱなしです。まさに東京知道会ならではの、年代を越えた(日常ではあり得ないような)交流が広がりました。
初企画「お楽しみ抽選会」では、「幸運の女神たち」がくじを引き、当選者は並んだ賞品の中から好みのものを一つ持ち帰ります。賞品は「茨城マルシェ」で調達したふるさとの逸品ばかり。空くじなしで、全員が賞品を持ち帰りました。
丹佐迦夫副会長(S35卒)の中締めに続き、校歌斉唱。いつもならここで石井健司組織委員長(S56卒)が1人でエールを切るわけですが、今回はなんと、同じく応援団出身の平成卒谷田部君も登壇。ツイントップでの校歌斉唱は、いつもの2倍以上盛り上がりました。
あっという間に2時間が経ち、熱気を残しつつもお開きに。多くの人たちは二次会へと流れて行きました。
小澤 光浩(S57卒)
「秋の歩く会」
去る10月27日(土)、45名の方に参加いただき、秋の歩く会を実施しました。
今回は、水戸藩ゆかりの都内のウォーキングコースとして、小石川後楽園ガイドツ
アーを選びました。
当日は天気にも恵まれ、午前10時半から約2時間、保存会の本多副理事長とボラン
ティアガイド2名の案内で園内をゆっくり散策しました。
終了後は、隣接する日中友好会館内の中国料理店で昼食懇親会を行いました。
夏休み企画「東京スカイツリー見学」
去る8月5日(日)、64名の参加を得て、夏休み企画「東京スカイツリー見学」を実施しました。
昭和20年卒の先輩から41年卒の先輩の2歳になるお孫さんまで、幅広い年代から参加いただきました。
終了後の二次会では、浅草の地ビールを楽しんできました。
ここでは、参加された方々から送ってただいた写真をご紹介します。
企画委員長 笹嶋正
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「思いがけない親孝行」
S58年卒 宍倉 美恵子
高い所から景色を眺めるのが大好きな私…でも、今年できたばかりの人気のスカイツリーは混雑必至…生きているうちに一度行ければいいかな…と、のんびりと考えていました。でもその願いがこんなに早く叶うなんて!
今回は長時間行列せずに入場できるので、今年80歳になり、6月に手術入院したものの元気に回復した義父と一緒に参加させていただく事にしました。
予想以上の人、人、人に義父も私も驚くばかり。ようやく着いた集合場所で、同窓の集いを機にお知り合いになった先輩方、水戸からの同級生家族にも会えて一安心。東京知道会のかわいいノボリにも、心和ませてもらいました。その後集合写真を撮って、いざ展望デッキへ。
エレベーター(展望シャトル)に乗ると、わずか50秒で高さ350mの第一展望台に到着。その速さと快適さには、義父も私も感動しました。
天候にも恵まれて視界良好。東京タワーも新宿の高層ビル群も小さな模型のようでした。その後別のシャトルでさらに95m上の第二展望台へ。ソラカラポイントと呼ばれる450mの最高到達点まで坂の回廊を歩きます。
関東平野をしっかりと感じさせてくれる360度のパノラマは、羽田空港を離着陸する飛行機からの眺めにも似て、天望回廊の言葉通り、まるで空の上を散歩しているような気持ちにさせてくれたのでした。
帰りは義父と浅草の神谷バーの割烹で食事をし、東武特急のスペーシアに乗り、ライトアップされたツリーを車窓に、旅気分を満喫して帰宅してきました。義父も、「大変楽しくて忘れられない思い出になった」と言ってくれて、今回の企画のおかげで思わぬ親孝行ができたと思います。企画委員の皆様、素敵な機会を作っていただき、本当にありがとうございました。
東京知道会の企画イベントには、今回初参加の私でしたが、その後の懇親会にご一緒させていただくのも楽しそう…と思いました。そんな次の機会が訪れる日を心待ちにしております。
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平成24年6月9日 牛久シャトーバーベキュー
6月9日、茨城県牛久シャトーにて東京知道会主催の平成24年味彩会が開催されました。今回は皆でワイワイとガーデンバーベキューという趣向です。折しも当日は気象庁から関東地方の梅雨入りが発表され、肌寒い、あいにくの雨模様となってしまいましたが、会場は皆様の熱気がムンムンという感じで盛り上がっておりました。私は知らない方たちばかりではないかと気後れしていたのですが、自宅のある柏市から地理的に近いこともあり、同級生の友人に誘われるままに、ワインとバーベキューにつられて、気軽な気持ちで初参加させていただきました。
メンバーは最年長S28年卒から最年少S59年卒まで総勢24名でした。乾杯の後、テーブルの上にあったお肉、シーフード、野菜はあっというまに完食・・・(実は材料がたくさん揃っていましたので全部食べられるかどうか、当初、不安だったのです。)最後には焼きそばの玉を追加注文し、大満足で食べ終わりました。卒年では最大31年の開きがありましたが、まったく違和感がなく、水戸一高卒という長い1本の糸で強く結ばれているのを感じました。お酒が進むにつれ、皆さん、だんだんと饒舌になっていくではありませんか!偉大な人生の大先輩たちの前では私などまだまだ小娘にすぎないということ、そしてまだまだ人生経験が浅いということを実感させられました。こうしてパソコンに向かってこの原稿を書いている今もなお、じゅうじゅうと焼ける音やワインの芳香がよみがえってくるような気がいたします。
聞くところによりますと、味彩会としての企画は今回が最後とのこと。アジサイの花が咲く季節に行われる「味彩会」という美しい名称ともども、なくなってしまうのは残念な気持ちもいたしますが、その最後のイベントにこうして私が初参加できましたこと、光栄に思っております。貴重な経験をさせていただき、どうもありがとうございました。
川島(唯根)敦子 (S52卒)
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